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2016年6月

2016年6月12日 (日)

MZI製メルクリン用ブレーキングモジュール

信号機による停車は、アナログ時代には、メルクリンの列車制御の王道でしたが、
デジタル時代では、赤信号の絶縁区間では、惰性走行が少なくなり急停車になることと、
サウンドファンクションが働かないことから、蒸気機関車など走行音が途絶えてしまうという
大きな問題が起きてしまいます。

そこでメルクリンデジタルでは、ブレーキングモジュールを使って、徐々に減速し、
停車してもサウンドが途切れない対応をとったのですが、この配線が非常に複雑で面倒です。
しかも、信号機1台につきブレーキングモジールが1台必要で、値段も結構します。

詳しい配線方法などは、日本のメルクリンショップのHRSさんのHPに詳しいので、
そちらを見ていただきたいのですが、移行区間、ブレーキング区間、緊急停止区間をそれぞれ区切り、
モジュールから配線して、それをコントロールホックスかk83デコーダーで制御します。

今計画中の大規模レイアウトでは、5台の信号機を使う予定ですが、費用対効果を考えると、
そのために、高価なモジュールを5台も買うのはどうも割にあいません。
しかし、在線検知モジュールも安くはありません(但し、1台で16箇所検知できる)し、
列車が入れ替わる場合、プログラミングも複雑になってしまう問題もあります。

安価にブレーキングモジールを導入できないか調べていたら、オランダの愛好家が自作の
メルクリン用ブレーキングモジールの回路図を公開しているのを発見しました。
電子工作が得意ならば、この回路図を見るだけで、秋葉原で部品を買い集めて自作できそうですが、
あいにく、電子工作は全く未経験で、何のことやらチンプンカンプンです。

ところが、日本でMZI Net Shopという電子工作の製作代行を行っているところがあり、何と、
この方は、ご自身でメルクリン等の鉄道模型も行っていて、知識、技量ともとても期待できそうです。
早速、回路図を送って製作をお願いしたところ、快諾してくださり、すぐにモジュールが送られてきました。

まずは、アナログの ボタン式のコントロールボックス7072を使って、信号機とモジュールを動かすと
うまく作動して、急停止せずに、徐々にブレーキがかかり、またサウンドも鳴っています。
次に、デジタルのk83デコーダーにつなぎかえると、信号機は作動しますが、ブレーキがかかりません。
モジュールのリレーがk83デコーダーに反応しないので、ブレーキングのオン・オフが切り替わりません。

MZIさんに状況を説明したところ、k83デコーダーの仕様を色々と丹念に調べていただき、
リレーに接続する電極の極性が逆であることが判明、部品の取付けを修正してもらいました。
すると、k83デコーダーでもバッッチリ、ブレーキングが動作するようになりました。

Dsc03070_2

ブレーキングモジュールの効果を動画で撮ってみました。
簡単な周回レイアウトですが、画面奥(上部)の信号機は、ブレーキングモジュールのない信号機で、
画面手前(下部)の信号機は、MZI製メルクリン用ブレーキングモジールを設置した信号機です。
最初に、奥の信号機で急停車し、蒸気機関車の走行音も途絶えて、また、青信号では急発車します。
ぐるっと回って、次に手前の信号機では、サウンドもブレーキ音となって徐々に停車、蒸気音も継続、
青信号での発車も徐々に蒸気音と共にスピートを上げていきます。

ブレーキングモジールの効果は絶大ですね。特に、蒸気機関車の場合は歴然とします。
MZIさんに頼んだことで、費用対効果も納得できました。


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2016年6月 7日 (火)

Desktop Stationで自動運転

メルクリンで自動運転する場合、機関車を定まった場所で停止させるには、信号機か、
在線検知を利用します。在線検知には、検知用レールとs88在線検知モジュールが必要で、
メルクリンのCトラックの場合、検知用レールは、レールの一部を絶縁するだけで作れますが、
s88検知モジュールは、メルクリン純正(初期型6088、旧型60880、新型60883)や、
Viessmann社互換品5217を導入する必要があり、いづれも高価です。

そこで、今あるアナログの腕木式信号機を使った自動運転に挑戦してみることにしました。
従来は、7072のアナログのボタン式コントロールパネルで赤青を切り替え、
赤に連動して停止区間の線路を絶縁し、機関車を停止させることが出来ました。

これらのアナログ式の信号機やポイントをデジタルに組み込むには、
初期型k83デコーダ6083や、旧型60830、新型m83デコーダ60831が必要になります。
中古のk83デコーダ2台がドイツのオークションに出品されていたので、早速落札しました。
1台のデコーダで4個の信号機やポイントをMS2やCSを使って操作できるようになります。
つまり、Desktop Stationでも操作できます。

Desktop Stationのイベントスクリプト機能を使って、自動運転プログラムを作ってみました。
3台の機関車が4つの分岐(内一つはループ)を行ったり来たりして、相互に入れ替わります。
そして、サウンドファンクションのある機関車は、時々、汽笛を鳴らします。
動画を撮影しましたので、ご覧下さい。



これ、スタートのワンクリックだけで、あとは全て自動で運転されています。
Desktop Stationの機能、すごいですね!

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2016年6月 5日 (日)

メルクリンデジタルにDesktop Station導入

我が家のメルクリンデジタルは、MS2(Mobile Station2)を2台使って運転しています。
レイアウト上の4列車のうち、切り替えて2列車を同時にコントロールしながら、
さらに4つのポイントを操作するのは非常に大変で、ミスなく運転するには、
繰り返しの練習が必要でした。

Central Stationを導入すれば、iPadやiPhoneとリンクし、タッチ操作でもコントロールできますし、
レイアウト画面を使えば、ポイント操作も判りやすくなります。さらに、メモリー機能を使えば、
複雑な運転も相当に楽になるのですが、お値段が高くて、導入には至っていませんでした。

すると、今年のメルクリンの新製品として、CS3(Central Station3)が登場することになりました。
本体もスマホと同じようなタッチパネル式になって、CPUの性能も格段に向上しているようです。
いつかはCSを導入して、自動運転まで取り組みたいと考えていましたので、CS3の登場で、
いよいよ踏ん切りをつけようと思い、CS3の情報を集めてみました。

そうしたら、日本でDesktop Stationというソフトとコントロール機器を開発している方の
ブログを発見しました。Desktop Stationは、DCCとメルクリンデジタルをコントロールできる
Windowsアプリケーションで、WindowsPCと鉄道模型の接続用のコントロール機器も、
シンプルで格安なものから、本格的なものまで、いくつかラインナップされています。

その中に、メルクリンMS2&60113接続キットというものがあり、これを利用すると、
MS2とコネクターボックスの60113があれば、CSと同じようなことにメルクリンデジタルを
コントロールできるのです。オリエント急行を購入し、予算的に厳しくなっていることもあり、
俄然、こちらに興味が出てきました。

運良く、4月29日に、浅草で開催される鉄道模型市に出展されるとのことでしたので、
実際に見てきました。システムは素晴らしく、開発者の方のお人柄もとても良かったことから、
導入することにしました。

しかし、我が家はMacですので、Windowsパソコンがありません。
割安で導入できるところに意味があるので、パソコンもコストパフォーマンスを追求して、
Windows10内臓のスティックPCを購入することにしました。
当初の設定には、余っていたキーボードとマウス、液晶テレビを活用しましたが、
その後は、Team Viewerを使えば、iPadでリモート操作が可能になるので、
あたかも、iPadがWindowsタブレットになった如く使うことができます。

さて、スティックPCにDesktop Stationをインストールし、接続キットを利用して、
メルクリンデジタルと接続すると、最初は、Desktop Stationで機関車を認識できず、
また、デジタルの電動ポイントも動きませんでした。あれまー。

開発者のやあさんにメールでお聞きすると、すぐに、
「mfx機関車は、他のコマンドステーションで設定されていると、状況によっては数日、
反応しないケースが有ります。しばらく置くか、また数日経ってからお試しください。
ポイントは、デフォルトではDCC用になっています。設定画面で「DCCポイントを使用する」
のチェックを外すと、メルクリンポイント用に動作します。」とお返事がありました。

MS2に機関車を登録してすぐの場合、Desktop Stationで認識できない場合があるようですが、
お返事の通り、3日ほどしてから、接続しなおしたら、無事、mfx機関車も認識できました。
また、ポイントも、設定画面のチェックマークをハズしたら、バッチリ作動するようになり、
iPad上のレイアウト画面でのポイント操作や、スピードメーター画面で機関車のコントロールが
実に簡単にできるようになりました。

さらに、WebAppを使えば、同じWifiにつながっているiPhoneでも操作ができます。
当初、機関車操作は、DCCとメルクリンMM2のみで、mfx機関車は操作できませんでしたが、
開発者のやあさんにお願いしたところ、すぐに対応していただけました。
迅速な対応に大感謝です。

こうして、当初の目的は、アッと言う間に達成できてしまいましたが、Desktop Stationでは
自動運転を行う為のイベントプログラムも作成できるようになっています。
次は、プログラミングに挑戦してみましょう。


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2016年6月 4日 (土)

オリエント急行牽引機関車

オリエント急行の客車を入手したので、牽引用の機関車も探すことになりました。
お目当は、プレミアム品となっている2012年のニュルンベルクのメッセ限定モデルの、
旧バーデン大公国邦有鉄道IVh型蒸気機関車の18.3型です。

ドイツのオークションで地道に探していたところ、なんと定価よりも安い値段で落札できました。
Mトラック用の転車台にたたずむ優雅な姿をご覧ください。

Dsc03069


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